コベルコ建機(東京都品川区)は11月17日、LGBTQ+に関する取り組みを評価する「PRIDE指標2025」において、「ブロンズ」評価を取得したと発表した。
同社は、企業理念の根幹に置く「ユーザー現場主義」のもと、グループ従業員一人ひとりの能力発揮を目指した人材戦略を推進している。職場内外の理解促進に向け、社内研修の実施に加え、家族・地域住民を招く「五日市感謝祭」「大久保感謝祭」でアライ活動への賛同者にチラシやステッカーを配布するなど、啓発活動を広げている。
さらに同社は、多様な人材が働きやすい環境整備を進めるため、同性パートナーと育てる子を法律婚と同等に扱う「ファミリーシップ制度」の導入、福利厚生制度の見直し、自認する性での通称名使用の拡大など、制度インフラの再整備を進める方針だ。
今後も社内外への発信や社員参加型の取り組みを強化し、働きがいのある職場作りを加速させていくとしている。