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米オシュコシュ、CES2026イノベーション・アワードで最優秀賞2部門含む4賞を受賞

・ロボティクス技術とEV技術が高評価、自律制御型高所作業車など出展へ

オシュコシュ・コーポレーション (Oshkosh Corporation):2025年11月5日

ウィスコンシン州オシュコシュ発 — 特殊車両・機器メーカーの米オシュコシュ・コーポレーション(NYSE: OSK)は、全米民生技術協会(CTA)が主催する「CESイノベーション・アワード2026 (CES Innovation Awards 2026 )」において、最優秀イノベーション賞(Best of Innovation)2部門を含む計4賞を受賞したと11月5日発表した。

同社は最優秀イノベーション賞を以下の2部門で獲得した。ロボティクス部門では、ロボットエンドエフェクタを搭載したJLG®ブームリフトが受賞。AI制御とマルチセンサー認識技術により、従来の高所作業車を自律型モバイルプラットフォームに変革する点が評価された。旅行・観光部門では、オシュコシュ®エアポートプロダクツのストライカー®ボルテラ™電動空港消防車が受賞。従来のディーゼル車比で加速性能を28%向上させ、緊急時の現場到着時間短縮を実現した点が高く評価された。

さらに建設・産業技術部門では、建設・産業用途向けJLG®ブームリフトと、マクニーラス®ボルテラ™電動廃棄物収集車の2製品が優秀賞(Honoree)に選出された。
オシュコシュのジェイ・アイエンガー(Jay Iyengar)上級副社長兼最高技術・戦略調達責任者は「当社チームは日々、空港、地域社会、建設現場の最前線で働く人々のために、革新的で実用的なソリューション開発に注力している。自律制御、AI、コネクティビティ、電動化技術が、安全で直感的かつ生産性の高い未来を創造できることを示すこれらの製品が評価されたことを誇りに思う」とコメントした。

CESイノベーション・アワードは、36の技術製品カテゴリーで優れた設計と技術革新を表彰する年次プログラム。今年は過去最多となる3,600件超の応募があり、メディア関係者、デザイナー、エンジニアなど業界専門家による審査委員会が評価を行った。各部門で最高得点を獲得した製品に最優秀イノベーション賞が授与される。

同社は2026年1月6〜9日にラスベガスで開催されるCES2026に出展予定で、自律走行車、電動車両、先進ロボティクス、AI駆動システム、コネクテッド・ソリューションなど、モビリティ、建設、重要サービス産業の未来を形作る技術群を披露する計画だ。
オシュコシュ・コーポレーションはウィスコンシン州に本社を置き、世界で1万8,000人超の従業員を擁する。JLG®、ピアース®、オシュコシュ®Sシリーズ™、マクニーラス®など複数のブランドで製品を展開し、150カ国以上で事業を展開している。

【用語解説】
• CES(Consumer Electronics Show):世界最大級の技術見本市。全米民生技術協会(CTA)が主催
• ARFF車両(Airport Rescue and Fire Fighting Vehicle):空港消防救難車両​​​​​​​​​​​​​​​​

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