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メッツォ、鉱物事業部門で組織再編を完了

・グローバルで約80名削減、年間1,300万ユーロのコスト削減へ

メッツォ(Metso):2025年11月6日

フィンランドの鉱物処理装置大手メッツォは11月6日、鉱物(Minerals)事業部門の一部で実施していた労使協議を完了したと発表した。この結果、グローバルで約80名の人員削減を実施する。削減人数の内訳は、フィンランド国内が43名、その他の地域が約37名となる。

同社は10月7日に労使協議プロセスを開始していた。今回の協議は、事業運営モデルの調整と効率化施策に焦点を当てたもの。すでに実施済みの施策と合わせ、今回の組織再編により年間1,300万ユーロ(約23億円、177円換算)のコスト削減効果を見込んでいる。

メッツォの従業員数はグローバルで約1万7,000名。フィンランド国内では複数の拠点で約3,000名を雇用している。今回の削減により、全従業員の約0.5%に相当する人員が削減されることになる。

同社は骨材、鉱物処理、金属精錬業界向けに持続可能な技術、エンドツーエンドソリューション、サービスを提供する世界的リーダー。顧客のエネルギー効率や水効率の向上、生産性向上、環境リスクの低減を製品・サービスで支援している。

メッツォは本社をフィンランド・エスポーに置く。2024年末時点で約50カ国に約1万7,000名の従業員を擁し、2024年の売上高は約49億ユーロ(約8,673億円、177円換算)。ナスダック・ヘルシンキに上場している。​​​​​​​​​​​​​​​​

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