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コベルコ建機、「第21回サービス技能大会」を開催 ― アフターサービス品質のさらなる向上へ

コベルコ建機は、10月21日と22日の2日間、神戸テクニカルトレーニングセンター(兵庫県神戸市)において「第21回サービス技能大会」を開催した。

同社では、新車販売後のアフターセールスを重視し、定期メンテナンスや予防・予知保全を通じて建設機械のダウンタイム低減と現場生産性の最大化に取り組んでいる。本大会は、こうしたサービス業務に従事するスタッフを対象に、点検・整備・修理・提案などアフターサービスに関する技能を競うもので、グループ全体のサービス品質向上と人材育成を目的に毎年開催されている。

今回の大会には、国内外のディーラーを含むグループ各社のサービススタッフ約5,000人の中から選抜された11か国9チーム、計36人が出場。「メンテナンス&提案」「トラブルシュート」など5種目で技能を競い合った。

また、ベテランだけでなく若手にも挑戦の機会を提供する目的で、毎年いずれかの競技に若手対象部門を設置。グローバルな舞台での競技を通じ、若手社員にとって大きな刺激と成長の機会となっている。さらに、多様なバックグラウンドを持つ参加者が互いに技能を高め合うことで、グループ内のコミュニケーション活性化と連携強化にもつながった。

表彰式では、マーケティング事業本部長 兼 ショベル営業本部長の細見浩之氏(Hosomi Hiroyuki)が、「日々お客様と接するサービススタッフの皆さんは、まさに“コベルコ建機の顔”です。地域に戻っても高品質なサービスを通じてお客様満足度向上に努めてください」と述べ、選手たちは自らの役割と責任を改めて認識した。

同社は今後も、安全を最優先としながら、社員がアフターサービスのスキルを継続的に磨ける環境を整備し、顧客へのサービス品質向上を図っていく方針である。

ニュースリリース

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