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ジョン・ディア、アイオワ州工場への継続投資を強調

・「工場縮小」報道を否定、数千人規模の雇用維持

ディア社(Deere & Company):2025年10月24日

アイオワ州 — 農業機械大手のジョン・ディア(John Deere)は、同社のアイオワ州工場が縮小されているという報道を否定し、州内工場への継続的な投資と雇用維持を強調する声明を発表した。

同社によると、過去2年間で需要減少と受注減に伴う人員削減を実施したものの、アイオワ州の各工場では現在も数千人の従業員が農業用機械や建設機械の製造に従事している。

ジョン・ディアは1世紀以上にわたりアイオワ州を拠点としており、トラクター、エンジン、綿花収穫機、建設・林業機械など、同社を代表する製品の多くが同州で生産されてきた。

同社の声明では「アイオワ州ほど多くのジョン・ディア従業員、工場、そして財務投資が集中している州は他にない」と説明。「アイオワ州はジョン・ディアの米国事業構築を支えてきた。我々は共に未来を築いている」と述べている。
同社は近年、オタムワ工場をはじめとする米国内製造拠点への総額25億ドル規模の投資を実施。ウォータールーのトラクター製造拠点やアンケニー工場など、アイオワ州内の主要施設の強化を進めている。

農機業界では景気動向に応じた生産調整が行われるものの、ジョン・ディアは米国製造業への長期的なコミットメントを維持する姿勢を示している。

【関連情報】
同社は米国製造業への投資継続に関する詳細情報を公式サイトで公開している。​​​​​​​​​​​​​​​​

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