・Agritechnica 2025で実演ワークショップを開催
クラース(CLAAS):2025年10月20日
ドイツ・シュタインハーゲン発 ― 11月にハノーバーで開催される世界最大の農業機械展示会「Agritechnica」において、次世代の農業・建設機械メカトロニクス技術者が「Werkstatt live(ライブ・ワークショップ)」で実演を披露する。会場に特設された作業場で、若手技術者たちがトラクター、清掃機器、掘削機、播種機など多様な機械を使い、1時間ごとに日常業務を公開する。
最新デジタル診断技術にも対応
準備段階として、CLAAS社のシュタインハーゲン研修施設「CLAASアカデミー」で特別トレーニングが実施され、全国から集まったチームメンバーが参加した。研修では機械整備の多様な作業に加え、現代の業務に不可欠な最新デジタル分析・診断ツールの使用法も重点的に学んだ。高電圧技術の作業も含まれている。技術面の手順に加え、カメラ前でのパフォーマンスも練習した。
CLAAS社は長年にわたり、LandBauTechnik連邦協会が展開する若手育成キャンペーン「Starke Typen(頼れる人材)」のプレミアムパートナーを務めている。このイニシアチブは、農業・建設機械メカトロニクス技術者という職業の魅力を本物の姿で外部に伝え、実習・職業訓練・継続教育の機会に関する包括的な情報を提供することを目的としている。
ライブ・ワークショップは特に生徒を対象とし、農業・建設機械メカトロニクス分野のエキサイティングな仕事を直接体験し、チームメンバーと対話できる機会を提供する。学校には無料チケットが提供される。
来るAgritechnicaには既に多数の学校が申し込んでおり、さらなる参加も歓迎されている。