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テレックス、TRXシリーズを正式発表、軽量ブームで高性能を実現

テレックス (Terex):2025年10月8日

米国サウスダコタ州ウォータータウン発、建設・インフラ機器大手のテレックスは、2025年10月7日に開催された「Utility Expo 2025」において、新型高所作業車シリーズ「TRXシリーズ」を正式発表した。トラブルトラックや配電作業向けに設計された本シリーズは、CDL(商用運転免許)不要でありながら、優れた揚重性能と作業効率を実現する点が特長だ。

■軽量設計による積載力向上と操作性の両立

TRXシリーズは、クラス5または6のシャーシに搭載可能な設計で、モデルラインアップは「TRX41」「TRX48」「TRX52」「TRX55」の4機種。作業高は約14〜18メートル(46〜60フィート)に対応しており、従来モデルに比べて数百ポンド軽量化されたブームを採用。これにより、最大約2,720kg(6,000ポンド)の積載能力を確保している(車体構成・シャーシクラスにより異なる)。

■新型「Ranger Jib」も同時発表

TRXシリーズと併せて発表された新型ジブ「Ranger Jib」は、軽量化に加え、ピン構造の改良、可動域の拡張、アフターマーケット部品との互換性向上など、複数の技術革新が盛り込まれている。

■主な技術仕様と特長

製品マーケティングマネージャーのコメント
「TRXシリーズは、性能と汎用性を兼ね備えた設計で、現場のニーズに応える製品です。テレックスは今後も高品質な技術革新を通じて、お客様に最適な価値を提供してまいります」と、製品マーケティングマネージャーのタイラー・シュウィングラー(Tyler Schwingler)氏は語った。

ニュースリリース

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