コマツは10月6日、初のグローバルブランドキャンペーンとして制作したアニメーション作品「カンボジアの地雷除去の物語」が、ロンドン・インターナショナル・アワーズ(LIA)において「ブレイキングセクターコンベンション」部門の銅賞を受賞したと発表した。クリエイティブ戦略の面で業界の慣例を打ち破り、ブランド価値を新たに提示した点が評価されたもので、キャンペーン開始から1年を迎える節目での受賞となった。
動画は世界で延べ1億2,000万人以上に視聴され、ソーシャルメディア上では大きな共感を獲得。ウェブサイトやYouTubeなどの複数メディアにおいて、一般的なパフォーマンス指標を大きく上回る成果を収めているという。
LIAは広告・デザイン・デジタル・ブランデッドコンテンツなどを対象とする国際的なアワードで、すべての審査がラスベガスで実際に行われることから、透明性の高い評価制度として知られる。今回の受賞は、コマツの「目的を持ったブランド構築」への姿勢が世界的に高く認められた結果といえる。
今吉社長は、「地域社会の一員として、コマツらしい社会貢献を行う企業姿勢に根差したブランディング戦略が評価されたことを誇りに思う。今後も技術と人材を通じ、社会に変化をもたらす活動をステークホルダーと共に進めていきたい」とコメントしている。
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