kikai-news.net

仏ポクレン、ミニトラックローダー向け油圧ソリューションを強化

・小型機に「最大級のパワーと実績ある生産性」を、開発支援体制も拡充

ポクレン(Poclain Hydraulics):2025年9月29日

油圧駆動システムの世界的なリーディングカンパニーであるポクレン(Poclain Hydraulics)社は、近年需要が拡大しているミニコンパクトトラックローダー(Mini Track Loader: MTL)市場に向けた推進ソリューションを強化している。MTLは、小型化と同時に高い速度とパワーの両立が求められるが、同社の油圧ポンプやモーターを含む推進ソリューションは、OEMが信頼する高水準のパワー密度を実現し、エンドユーザーの生産性最大化に貢献する。

■高密度パッケージで開発の迅速化を支援

特に、ミニスキッドステアローダー(Mini Skid Steer: MSS)やコンパクトツールキャリアの設計・開発において、ポクレンは設計者の市場投入速度(Time to Market)を加速させ、柔軟性の高い開発を支援する体制を整えている。

◾️ 設計支援とノウハウの提供:
 同社の経験豊富な専門家が、開発初期段階から主要なコンパクトツールキャリア設計者と密接に連携。機械の特性を深く理解し、開発段階からその後のサポートまで、貴重なノウハウを提供する。

・コンパクトな高性能パッケージ:
 PM10およびPM20タンデムポンプは、小型パッケージながら速度とパワーの適切なバランスを実現するように設計されている。さらに、大型補助ポンプの組み込みを可能にする補助マウントパッドオプションも提供する。

・実績あるコンポーネント連携:
 高性能システム構築のため、PM10またはPM20ポンプは、MS02、MS03、MSE03、MS05などのポクレン製モーターや、アタッチメント用のギアポンプと組み合わせて使用可能。PMポンプの卓越したコンパクト性は、搭乗型機械(スタンドオン機)において、より大きなパワーを提供するために必要な設置スペースの節約に貢献する。

■グローバル展開とライフサイクル全般にわたるサポート

ポクレンは、世界規模での技術的専門性と製造サポートを提供し、地域ごとの市場ニーズへの理解と、機械が必要とするサポートをどこでも受けられる体制を構築している。

<開発と運用サイクルを通じた支援体制>

ニュースリリース

モバイルバージョンを終了