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フォスター電機、インド新工場設立でグローバル展開を加速

・ESTec子会社がプネ近郊に車載スピーカー生産拠点

フォスター電機(東京都昭島市)は10月2日、連結子会社であるESTecコーポレーションが、インドのマハラシュトラ州プネ近郊に新たな生産拠点「ESTec India Private Limited」を設立すると発表した。

同社は自動車関連ビジネスの業容拡大と生産性・効率性の向上を目的に、インド市場での新規顧客開拓と既存顧客との取引拡大を図る。新工場は2025年12月末の設立を予定しており、2027年前半に稼働を開始する見込み。

新拠点ではスピーカ、AVAS(車両接近通報装置)スピーカ、回路付き製品および関連部品の製造・販売を行う。生産規模は年間450万個から600万個を計画しており、量産時には約230名を雇用する予定。工場は約5,000㎡の規模となる。

資本金は600万米ドルで、出資比率はESTec社が99%、ESTecジャパン株式会社が1%。代表者にはESTec社専務理事の張永哲氏が就任する。

フォスター電機は、今回の新拠点設立による当期業績への影響は軽微としている。同社グループは自動車関連ビジネスを注力分野と位置づけており、今回のインド進出により、成長著しいインド自動車市場での事業基盤を強化する。

<設立する生産拠点の概要>
名称:ESTec India Private Limited
所在地:Gat No. 303/4, near Nagar-Pune road, Village Kondhapuri, Taluka Shirur, Pune, Maharashtra 412209
代表者:張 永哲(ESTec社 専務理事)
設立年月日:2025年12月末日(予定)
稼働開始:2027年前半(予定)
主な業務内容:スピーカ、AVASスピーカ、回路付き製品および関連部品の製造、販売
従業員数:約230名(量産時)
出資比率:ESTec社 99%、ESTecジャパン株式会社 1%
資本金:600万US$
決算期:12月
工場規模:建物 約5,000㎡
生産規模:450万~600万個/年

ニュースリリース

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