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丸山製作所、耐久性を大幅に向上させた新型動力噴霧機「ADVANCE FLOW」シリーズを発表

・創業130周年・動力噴霧機事業90周年の節目に、次世代モデルを市場投入

農業機械・防除機器の老舗メーカーである丸山製作所は9月29日、創業130周年および動力噴霧機事業90周年を記念し、同社史上最高の耐久性を誇る新型動力噴霧機「ADVANCE FLOW(アドバンスフロー)」シリーズを発表した 。

■独自のMFC処理による高耐久シリンダパイプを搭載

新シリーズには、丸山製作所独自のMFC処理(マルヤマファインセラミックスコーティング)を施したシリンダパイプを採用。三次元的網目構造を持つ炭化ケイ素(SiC)を用いることで、社内耐久試験において1,100時間のクリアを達成。従来品を大きく上回る長寿命を実現した。

さらに、低温処理によって金属組織の変形を抑制し、耐食性にも優れる仕様となっている。環境負荷の高いクロムを使用せず、公害リスクを低減する設計も特筆すべき点だ。

■対象機種と記念キャンペーン

「ADVANCE FLOW」シリーズは、自走セット動噴(例:MLSL3319、MSV419L)およびラジコン動噴(例:MLSL3319R1、MSA419R4C-BR)に搭載される。2025年10月から2026年3月までの期間中、対象機種購入者には最大20,000円相当のカタログギフトが進呈される記念キャンペーンも実施される予定。

■現場密着型の製品開発を継続

丸山製作所は「より多くの皆様にADVANCE FLOWの性能と価値を体感いただきたい」としており、今後も農業現場に寄り添った製品開発とサービス提供に注力する方針を示している。

ニュースリリース

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