kikai-news.net

スチールプランテック、連鋳機向けブレイクアウト検知システム「BO-Eye」提供開始

・JFEスチール開発技術をライセンス導入、安全性と保全性の向上へ

スチールプランテック(横浜市西区)は9月16日、連続鋳造機におけるブレイクアウト(鋳造中のスラブ破断による溶鋼漏洩)を早期に検知する新システム「BO-Eye(ビーオーアイ)」の提供を開始したと発表した。JFEスチールが独自に開発し、国内主要スラブ連鋳機に導入済みの技術をライセンス契約により製品化したもので、同社の製品ラインアップに新たなソリューションとして加わる。

「BO-Eye」は、鋳造中のスラブ表面温度や挙動をリアルタイムで監視し、異常兆候を検知することでブレイクアウトの発生を未然に防止。これにより、設備損傷や操業停止といった重大な影響を回避し、メンテナンスコストの低減と操業安全性の向上に寄与する。

スチールプランテックでは、同製品の導入により連鋳機の信頼性向上とトラブル対応の高度化を図るとともに、国内外の製鉄所に向けた展開を視野に入れている。

詳細は、ニュースリリース

モバイルバージョンを終了