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コマツ、統合報告書「コマツレポート2025」を発行

・新中計「Driving value with ambition」を軸に企業価値向上策を提示

コマツは9月19日、統合報告書「コマツレポート2025」を発行した。2025年度にスタートした新中期経営計画「Driving value with ambition 価値創造への挑戦」を中心に、持続的な企業価値向上に向けた経営方針や具体的な取り組みをまとめている。

今回のレポートでは、4月に代表取締役社長兼CEOに就任した今吉琢也氏による成長戦略メッセージを掲載。新中計の方向性や経営に対する考え方を示した。また、CFOによる財務戦略の解説では、従来の経営課題の振り返りに加え、初めて「非財務インパクトの定量化」を開示した点が特徴となっている。

さらに、顧客現場での事例を交えた新たな価値創造への挑戦、生産現場の効率化・環境対応を目指すDX改革なども紹介。サステナビリティ分野では、TCFDに基づく電動化シナリオ分析や社内炭素価格を初公開したほか、新中計と連動した人材戦略についても言及した。

加えて、社外取締役・社外監査役による座談会を収録し、新社長への期待や取締役会の実効性、ガバナンスの課題などを独立した視点で議論している。

コマツは、統合報告書とあわせてESGデータブックも公開し、ステークホルダーに向けた情報発信を強化している。

詳細は、ニュースリリース

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