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コネクレーンズ、EcoVadisで初のプラチナ評価を獲得

・持続可能性への取り組みが最高位ランクで評価される

コネクレーンズ(Konecranes):2025年9月16日

マテリアルハンドリング機器大手のコネクレーンズ(フィンランド)は9月16日、企業の持続可能性を評価する国際的なプラットフォーム「EcoVadis」において、初のプラチナ評価を獲得したと発表した。同社がEcoVadisの最高位ランクに位置付けられるのは今回が初めてで、世界10万社を超える評価対象企業の上位1%に入った。

EcoVadisは、環境、労働・人権、倫理、持続可能な調達の4分野で企業を評価している。コネクレーンズは今回、全ての分野で前年から改善を示し、同社の持続可能性戦略の着実な実行と、政策・行動・結果の3つの柱で測定される持続可能性管理システムの質の高さが評価された。同社は2025年より前の4年連続でゴールド評価を受けていた。

マルコ・トゥロカス社長兼CEOは「この節目は全社的な優れた取り組みの成果であり、持続可能性へのコミットメント実現において着実で前向きな進歩を遂げてきたことを反映している。持続可能性戦略の実行は継続しており、EcoVadisのような評価は、例えば顧客が機器・サービスパートナーを選択する際に活用されるため、ますます重要になっている」とコメントした。

4つの持続可能性コミットメント
同社は事業の重要な側面を4つの持続可能性コミットメントに集約している。すなわち、「脱炭素・循環型社会の実現」「安全・セキュアなマテリアルハンドリングソリューションの提供」「公正で包括的、多様性に富んだ魅力的な職場環境の創出」「自社および事業パートナーに対する最高水準の倫理基準の要求」である。同社は全4分野で野心的な目標を設定し、定期的に進捗を監視・報告している。

顧客への強いフォーカスと事業成長・継続的改善へのコミットメントにより、コネクレーンズはマテリアルハンドリング業界のリーダー的地位を確立している。これは、デジタル化・技術への投資と、経済の脱炭素化、循環性・安全性の向上を支援するソリューションによってマテリアルフローをより効率的にする取り組みに支えられている。

■コネクレーンズ(Konecranes)について
コネクレーンズは、複数の業界にわたる幅広い顧客にサービスを提供するマテリアルハンドリングソリューションの世界的リーダー。50カ国超で約1万6500人の専門スタッフを擁し、2024年の連結売上高は42億ユーロ。ナスダック・ヘルシンキ証券取引所に上場(ティッカーシンボル:KCR)。​​​​​​​​​​​​​​​​

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