kikai-news.net

古河ユニック、ミニ・クローラクレーン『U-CUBE』シリーズで機械工業デザイン賞IDEA「日本デザイン学会賞」を受賞

古河機械金属は9月12日、グループ会社でユニック部門を担う古河ユニック(東京都千代田区)が、住宅建築用ミニ・クローラクレーン『U-CUBE』シリーズ(URW7035C4-HC1およびURW7055C4-HC1)で、第55回機械工業デザイン賞IDEAにおいて「日本デザイン学会賞」を受賞したと発表した。

『U-CUBE』シリーズは、狭小現場や住宅建築現場での施工効率を高める製品として評価された。吊り上げ能力は980kg、最大地上揚程は21~27m、最大作業半径は約14mを確保し、工期短縮やコスト削減に貢献する点が受賞理由となった。

格納時の本体幅は1.5mで、幅2mの直角通路を走行可能。独自の「脱出モード」により、制限の多い現場でも省スペースでの格納・撤収作業を実現できる機能も高く評価された。

デザイン面では、コンパクトながら展開時に力動感を示すアウトリガの造形、さらに本体レッドとブラック配線のコントラストによる強調表現が高い評価を受けた。

機械工業デザイン賞IDEAは、日刊工業新聞社が主催し、1970年に創設。製品の品質・市場性、安全性、環境・福祉への対応などを総合的に審査するもので、今回の受賞により、古河ユニックは建設機械分野におけるデザイン力と技術力の両面で存在感を示した。

ニュースリリース

モバイルバージョンを終了