日精樹脂工業は9月5日、同日開催の取締役会で、インド新工場の建設候補地をグジャラート州アーメダバード市内のサナンド工業団地に決定したと発表した。
同社は2025年3月にインド工場用地取得に向けた手続き開始を公表して以降、複数候補地の交渉を進めていた。今回決定した物件は、工場建物付きの居抜き物件で、土地面積は35,000㎡、建物の延べ床面積は11,835.46㎡となる。総投資額は計画ベースで約15億円を見込む。
インド工場では電気式成形機を月産30台、年間360台の生産を計画。現地需要に対応するとともに、グローバルでの供給体制強化を狙う。今後は工場用地および建物の売買手続きを進め、詳細が確定次第順次公表するとしている。