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オークマ、可児工場内に新物流拠点「PDC」竣工

・成長戦略に基づくロジスティクス改革が本格始動

オークマは9月2日、グループ企業の日本精機商会(愛知県小牧市)と共同で、岐阜県可児市の可児工場敷地内に「オークマ PDC(Process Distribution Center)」を竣工したと発表した。調達・物流・流通加工を統合した次世代型施設として、2030年度の連結売上高3,000億円達成に向けた基盤整備を加速する。

本施設は、物流費用の削減、生産リードタイムの短縮、Scope 3におけるCO₂排出量の低減など、複数の課題解決を同時に図る戦略的拠点。AI物流ロボットの導入やユニット組立機能の搭載により、オークマグループの生産性と収益性向上に貢献する。

■施設の特長
・物流ロボット/AI技術を活用し、作業者との協働で30%の省人化と働きやすさ向上を実現
・流通加工機能/サブユニット組立によりユニット生産領域を拡張、生産リードタイムを10%短縮
・倉庫集約/社内外の倉庫機能を統合し、配送効率向上とScope 3のCO₂削減に寄与

<施設概要>
所在地:岐阜県可児市
延床面積:14,000㎡(2階建て)
竣工:2025年9月
総工費:30億円(㈱日本精機商会が負担)

ニュースリリース

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