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NTN、超大形軸受の生産を再編、宝達志水製作所を桑名製作所に集約へ

NTNは8月29日、風力発電装置主軸用などの超大形軸受について、国内生産体制を再編すると発表した。現在の生産拠点であるNTN宝達志水製作所(石川県羽咋郡)の生産機能を桑名製作所(三重県桑名市)に集約し、宝達志水製作所は2026年春をめどに閉鎖する計画である。

同社は中期経営計画「DRIVE NTN 100」Finalの下、事業構造改革を進めており、設計・材料の見直しやサプライチェーン再構築、生産拠点の最適化などを推進している。今回の再編はその一環で、中国風力発電機メーカーの台頭や中国政府による国産調達方針の影響で中国向け需要が消失したことに対応するもの。生産集約により効率性を高め、競争優位性を維持・強化する狙い。

宝達志水製作所の生産機能は段階的に桑名製作所へ移管され、グローバル市場向けの供給体制を一元化する。今回の措置により、年間数億円規模の固定費・比例費削減効果を見込む。

同社は今後、日本のみならず欧州や米州でも生産体制の最適化を図り、資産効率向上と品質・コスト・納期面での競争力強化を進めていく方針である。

<NTN宝達志水製作所 概要>
事業所名:株式会社NTN宝達志水製作所
所在地:石川県羽咋郡宝達志水町二口ほ1番地1
設立年:2008年
従業員数:62人
閉鎖時期:2026年度春(予定)
事業内容:超大形軸受および機械部品の製造、販売

<桑名製作所 概要>
事業所名:NTN株式会社 軸受事業本部 生産ユニット桑名製作所
所在地:三重県桑名市大字東方字土島2454番地
設立年:1939年
事業内容:軸受の製造、販売

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