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日本工作機械工業会、2025年7月受注確報

・外需が堅調に推移、内需の減速で全体は前年並みに

日本工作機械工業会が発表した2025年7月の受注総額は1,284億円(前年同月比103.6%)と前年を上回った。外需の堅調な伸びが全体を支えた一方、内需は減速傾向が続いている。
外需は929億円(同105.3%)と好調を維持。中国(同108.3%)が引き続き堅調で、その他アジアも(同123.7%)と大幅増となった。東アジア全体では(同108.6%)と高い伸びを示した。欧州(同111.8%)も堅調で、特にイギリス(同157.9%)やスイス(同210.0%)が大きく伸びた。一方、北米(同103.6%)はほぼ横ばいだった。
内需は355億円(同99.3%)と前年をわずかに下回った。自動車(同126.0%)や航空機・造船・輸送用機械(同165.4%)が好調だった一方、電気機械(同61.6%)や一般機械(同87.8%)は減少。その他製造業(同98.7%)もやや低調だった。
また、販売額は1,260億円(同103.3%)、受注残高は7,251億円(同89.1%)だった。
1〜7月累計では、受注総額が9,059億円(前年同期比104.8%)に達し、外需(同107.3%)が全体を牽引。内需(同99.1%)はほぼ前年並みを維持している。販売額も8,909億円(同104.8%)と堅調が続いている。

工作機械受注2025年7月確報

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