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建設機械出荷、2025年7月は2.7%減の 2,879 億円、1 カ月ぶりの減少

日本建設機械工業会が8月28日に発表した2025年7月の建設機械出荷金額によると、内需は9.9%減少の819億円、 外需は0.4%増加の2,060億円となった。その結果、内需は1カ月ぶりの減少、外需は2カ月連続の増加となった。総合計では 2.7%減少の 2,879 億円となり、1 カ月ぶりの減少となった。

■内需は9.9%減少の819億円、1カ月ぶりの減少
 
機種別に見ると、建設用クレーンは 5.0%増加の 180 億円、コンクリート機械は24.9%増加の 39 億円の 2 機種と補給部品は 4.6%増加の 136 億円が増加したものの他7機種が減少した。

■外需は 0.4%増加の2,060億円、2カ月連続の増加

機種別に見ると、 トラクタは8.8%増加の265億円、 油圧ショベルは17.0%増加の 804億円、コンクリート機械は4.7%増加の 1億円、基礎機械は前年実績なしの3億円の4機種と補給部品は0.4%増加の262億円が増加した。

地域別に見ると、欧州が2カ月連続で増加するなど、全9地域中2地域が増加した。

■7月の油圧ショベル国内出荷台数は26.1%減の1,445台
 
 7月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ593台(前年同月比29.2%減少)、油圧ショベル1,445台(同26.1%減少)、ミニショベル1,896台(同7.7%減少)、クローラクレーン26台(同30.0% 増加)、ラフテレーンクレーン100台(同3.8%減少)、アスファルトフィニッシャ29台(同19.4% 減少)――となった。

 2025年1~7月累計では、ホイールローダ4,622台(前年同期比26.0%減少)、油圧ショベル10,801台(同13.9%減少)、ミニショベル12,524台(同11.5%減少)、クローラクレーン192台(同1.1%増加)、ラフテレーンクレーン782台(同0.4%減少)、アスファルトフィニッシャ235台(同10.3%増加)――となった。

2025年7月度建設機械出荷金額統計(ニュースリリース)

 

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