・雲南昆明で「混燃芯動」感謝会を開催、業界パートナー130社以上が参加
徐工(XCMG):2025年8月10日
新エネルギー革命が世界を席巻し、中国の「双炭」(炭素ピークアウト・カーボンニュートラル)戦略の下、鉱山工事はハイエンド化、スマート化、グリーン化への転換を加速している。
■業界初の大型鉱用ハイブリッドショベルを投入
徐工は大型鉱用(マイニング)ハイブリッドショベル分野への参入をいち早く決断した。昨年6月には、同社初のXE650GK HEV鉱用ハイブリッドショベルを出荷し、鉱山分野における新エネルギーショベルの空白を埋めた。
この革新的な製品は、従来の燃料動力と新エネルギー技術の優位性を融合させ、顧客が「多掘多採、降本増収」(より多く掘り、より多く採掘し、コスト削減と収益増加)の価値回収を実現できるよう支援している。
■環境負荷削減効果が顕著
イベント会場では、ハイブリッドと燃料の両動力フラッグシップ製品群を展示。65〜87トンの大型重機「鋼鉄の巨獣」が、模擬鉱山の複雑な作業条件下で実戦演習を行った。
特にXE650GK HEV、XE750GK HEVを代表とする大型ハイブリッドショベルは、優れた作業性能を維持しながら、燃料機種と比較してエネルギー消費量を20%以上削減。1台当たり年間105トンの二酸化炭素排出量を削減し、これは1,600本の樹木の固炭量に相当する。
■ 「鉱山全ライフサイクル価値保障計画」を新たに展開
徐工は革新的に「鉱山全ライフサイクル価値保障計画」を発表。「スマート管理+安心サービス+価値保証」の三位一体の革新的ビジネスモデルで、鉱山工事の最先端デモンストレーションシーンを再定義する。
「鉱山管理マスター」スマート管理ソリューションを基盤とし、全プロセスのデジタル化により運営コスト最適化と資源利用最大化を実現。顧客の「グリーン転換」と「経営効益」という二重の課題を解決する。
価値チェーンの後端まで革新を延長し、「購車、使用、管理、メンテナンス、買い替え」など製品の全ライフサイクルの主要価値環節を完全カバー。鉱用新エネルギー設備の残存価値問題を解決し、顧客の運営増益点を創出している。
■市場への影響と今後の展望
この品鑑イベントは単なる技術と商業モデルの革新の旅であり、徐工が顧客と共にグリーン転換のハードルを下げる取り組みの生き生きとした注釈である。
中国の建設機械業界がグリーン革命において新たな突破口を迎える中、徐工のハイブリッド技術は業界のデジタル化・グリーン化転換を牽引する重要な力となることが期待される。同社の「鉱山全ライフサイクル価値保障計画」は、従来の機械販売モデルからサービス指向のソリューションプロバイダーへの転換を示している。
今回の昆明でのイベントは、中国の建設機械メーカーが環境に配慮した持続可能な発展戦略を積極的に推進していることを示しており、グローバル市場での競争力強化にも寄与するものと見られる。
詳細確認は、下記参照。
ニュースリリース