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サンクゼール、長野市に食品製造工場を取得 、「食のSPAモデル」強化へ

 サンクゼール(長野県上水内郡飯綱町)は8月5日、長野県長野市大字柳原にある食品製造工場を取得する売買契約を締結したと発表した。引き渡しは2025年8月29日を予定している。

 同社は商品企画から製造、販売までを一貫して手掛ける「食のSPAモデル」を経営戦略の柱として掲げており、このモデル強化に向けて開発・製造・販売の各領域で親和性の高い企業のM&Aを積極的に推進している。今回の工場取得は、自社製造商品の供給量拡大と商品ラインナップ拡充を目的としたもの。

 新たな製造拠点の確保により、自社製造商品の生産能力及び供給体制が強化され、より安定的で柔軟な商品供給が可能となる。また、在庫管理の適正化や品質管理体制の向上も期待される。これらの取組みは収益性向上にも寄与し、同社の持続可能な成長を支える重要な施策と位置づけている。
 工場の稼働開始は2026年6月を予定しており、中長期的な業績向上に資するものと見込んでいる。

 同社は今後もより高品質で安心・安全な商品の提供を使命とし、競合優位性の強化を図っていく方針。

<取得工場の概要>
所在地:長野県長野市大字柳原733番地
敷地面積:3,958㎡
延床面積:1,442㎡
資金計画:自己資金及び借入金等
売買契約日:2025年8月5日
引き渡し予定:2025年8月29日
稼働予定:2026年6月

 ニュースリリース

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