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イートアンドフーズ、西日本の新拠点「九州工場」着工へ

・宮崎県都城市で地鎮祭を実施、2026年12月稼働予定

 イートアンドフーズ(東京都品川区)は8月19日、宮崎県都城市に建設する「九州工場」の地鎮祭を8月7日に実施したと発表した。西日本エリアの生産体制を強化する新拠点として、2025年9月に着工し、2026年12月の生産開始を予定している。

 新工場は、大阪や神戸への海上輸送に対応する立地を活かし、物流業界の「2024年問題」にも寄与する製造拠点と位置付けられる。災害時のリスク分散にもつながり、事業継続性の向上を見込む。同社では昨年、冷凍餃子売上で業界トップを達成しており、新工場の稼働により全体の製造能力は25%増強される計画だ。

 仲田浩康社長は式典で、「農畜産物の産地で新鮮な原料を活用し、将来的には年間2万トンの生産を想定している。都城市とのご縁を大切に、地域に愛される工場を目指したい」と語った。

<新工場の概要>
• 所在地:宮崎県都城市高城町桜木脇ノ田1702番13
• 竣工予定:2026年12月
• 敷地面積:8,259.88㎡
• 延床面積:7,839.00㎡(第1期)
• 投資総額:66億円
• 主な製造商品:羽根つき餃子、スタミナ肉餃子、水餃子、焼売、小籠包など
• 生産能力:月産約1,300t(操業時点)

<主な製造商品>
• 大阪王将 羽根つき餃子:油・水・フタ不要で調理可能。豚肉比率を高め肉感を強化。
• 大阪王将 羽根つきスタミナ肉餃子:にんにく感を増強し、ジューシーさを向上。
• 大阪王将 ぷるもち水餃子:鶏むね肉を配合し、スープや鍋料理に適した仕立て。
• 大阪王将 たれつき肉焼売:レンジ調理でも柔らかい皮を実現。
• 大阪王将 小籠包:レンジ加熱で蒸したてのような仕上がり、スープと香りを楽しめる。

 詳細確認は下記参照。
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