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レンタルのニッケン、無人ショベル「ヨイショ投入くん」のレンタル開始

・まずは現場で試せる選択肢を提供

 レンタルのニッケン(東京都港区)は8月18日、ARAV(アラヴ、東京都文京区)が開発した自動(無人)油圧ショベル「ヨイショ投入くん」のレンタル提供を9月1日から開始すると発表した。

 建設業界では人手不足や技能継承の課題が深刻化しており、自動化建機による省人化や安全性向上が注目されている。一方で導入コストの高さから、中小企業にとってはハードルが高いのが実情だ。ニッケンはレンタルを通じて「まずは現場で試せる」仕組みを提供し、無人化技術の普及促進を図る。

 「ヨイショ投入くん」はARAVが開発した後付け型自動運転システムを搭載した油圧ショベルで、LiDARやIMUなどのセンサーを用いて周囲を把握し、投入作業を自律的に行う。提供対象はCAT320(ARAV製Model E後付け方式)で、プラントやリサイクルヤードなどにおける投入工程を無人化する。

 提供地域は全国主要拠点から始め、順次拡大する予定。ニッケンは全国ネットワークを活かし、導入支援や保守体制を整備するほか、利用現場からのフィードバックを基に応用機種の展開も視野に入れる。

 同社は「建機の無人化をより身近にし、業界の省人化と安全性向上に貢献したい」としている。

 詳細確認は、下記参照。

 ニュースリリース

 

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