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AGCO、25年第2四半期の北米販売網強化を発表

・米国・カナダでディーラー統合や新拠点開設、顧客サービスを拡充

 AGCO :2025年8月12日

 米農業機械大手のAGCO(本社:米国ジョージア州ダルース)は8月12日、2025年第2四半期における北米販売網の強化策を発表した。米国とカナダで複数のディーラーが統合や拠点開設を行い、農家へのアクセスとサービス提供を拡大。オハイオ州のディーラー「ロー&ヤング」は顧客第一の姿勢で高い評価を受け、全米表彰を獲得した。

■米国:ディーラー統合と表彰、新拠点開設
 米ルイジアナ州のアリージャンス・アグ&ターフと、ネブラスカ州のトゥルー・アグ&ターフが合併し、既存の店舗名を維持しながら製品・サービスを拡充。全国規模での農家支援体制を強化した。
 また、オハイオ州ウースターのロー&ヤングは、米専門誌「ファーム・イクイップメント」誌が選ぶ2025年「小規模ディーラー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。世代を超えた共同経営体制と農家との強固な信頼関係が評価された。
 さらに、ジーグラー・アグ・イクイップメントはアイオワ州エメッツバーグに新施設を開設し、州内の拠点は11カ所に拡大。24時間体制の現地サービス、技術サポート、部品供給網を整備し、フェント、マッセイ・ファーガソン、プレシジョン・プランティングなどAGCOブランドの販売を強化する。

■カナダ:東部最大のAGCOディーラー誕生
 ケベック州のサービス・アグリコールとエキップモン・ギュイエが合併し、新社名「サービス・アグリコール・ギュイエ」として運営を開始。サブロワとナピエルビルの2拠点を含め、営業拠点は計8カ所となり、東部カナダで最大規模のAGCOディーラー網を形成した。サブロワ拠点ではフェントやファーマーコアなどの取り扱いを新たに開始し、サービス提供力を強化する。

■AGCOについて
 AGCOは、1990年設立の農業機械・精密農業技術の大手メーカーで、フェント、マッセイ・ファーガソン、PTx、ヴァルトラなどのブランドを展開。2024年の売上高は約117億ドル(約1兆7,316億円)。同社は「ファーマー・ファースト」の理念のもと、持続可能な農業支援を進めている。

 詳細確認は、下記参照。

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