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メッツォ、カリブ海・中南米で販売網拡大、ミレニアム社とパートナー契約

 Metso (メッツ):2025年8月12日

 メッツォ(本社:フィンランド・エスポー)は8月12日、カリブ海地域および中南米における販売網拡大を目的に、米国フロリダ州を拠点とするMillennium Machinery Parts and Service, Corp(以下、ミレニアム社)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。

 メッツォ南米地域ディストリビューター管理部門ディレクターのフェデリコ・ビジャルバ氏は、「ミレニアム社は市場に関する豊富な知識と専門性を有しており、顧客対応やニーズに応じたソリューション提供に注力している。今回の提携は、顧客支援を一層拡大する重要なステップとなる」とコメントした。

 今回の提携により、両社の強みを組み合わせ、地域の顧客に対して幅広い製品とサービスを強化して提供する。ミレニアム社は、建設、骨材、請負業向けに新規・中古機械の販売、技術サポート、部品・摩耗品供給を行い、対象地域はバハマ、タークス・カイコス諸島、英領・米領バージン諸島、ドミニカ、グレナダ、セントルシア、ボネール、アルバ、キュラソー、トリニダード・トバゴ、スリナム、ガイアナ、仏領ギアナ、エクアドル、パナマとなる。

 ミレニアム社社長のロバート・バルデス氏は、「トップクラスの製品と技術を、地域密着の知見とサービス品質で提供できる」と述べている。

 メッツォは、骨材、鉱物処理、金属精錬産業向けに持続可能な技術とエンドツーエンドのソリューションを提供する世界的企業で、2024年末時点で約50カ国に約1万7,000人の従業員を擁し、2024年の売上高は約49億ユーロだった。株式はナスダック・ヘルシンキに上場している。

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