千代田化工建設は8月8日、西部ガスが進めるひびきLNG基地(北九州市)の能力増強に伴うプラント設備の設計・調達・建設(EPC)業務を受注したと発表した。2029年度上期の完成を目指す。
今回の計画は、カーボンニュートラルの実現を背景に、既存の2基のLNGタンクに加え、新たに1基を増設し、基地全体の処理能力を高めるもの。千代田化工はEPCを担当し、安定的なLNG供給体制の強化に寄与する。
千代田化工は総合エンジニアリング企業として培った技術・遂行力を生かし、低・脱炭素化のカギとなるLNG供給を支える事業を推進している。