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ライフドリンクカンパニー、岩手工場の製造ラインを更新、総投資額82億円で生産能力拡大へ

 飲料製造のライフドリンク カンパニー(大阪市北区)は7月30日、岩手工場(岩手県北上市)の製造ラインを更新すると発表した。茶系飲料(2リットル)の製造ラインを刷新し、2028年3月期下期の稼働を目指す。総投資額は約82億円で、資金は借入金および自己資金で賄う予定。

 同社は、「高品質・低価格・安定供給」を掲げるドリンク・リーフ事業を柱に、自社工場の生産能力増強や新工場建設、M&Aを通じた体制強化を進めてきた。今回のライン更新もその一環で、生産・販売体制の進化と、2028年以降の供給能力拡大に対応するもの。

 更新対象の資産は、工場建屋や倉庫、生産設備など。所在地は北上市相去町で、稼働開始後は主に2リットルサイズの茶系飲料を生産する。

 同社は「Max生産 Max販売」の深化を経営方針に掲げており、今回の投資によって生産体制の一層の強化を図る。なお、2025年3月期の業績への影響は軽微としているが、今後重要な事項が生じた場合には速やかに公表するとしている。

<投資概要>
• 対象工場:岩手工場(岩手県北上市相去町平林21-66
• 投資内容:製造ラインの更新(工場建屋・倉庫・生産設備など)
• 生産品目:茶系飲料(2Lサイズ)
• 投資額:約82億円
• 稼働開始:2028年3月期下期(予定)
• 資金計画:借入金および自己資金(詳細未定)
• 目的:「Max生産 Max販売」の深化、生産能力拡大への対応
• 業績影響:2025年3月期業績への影響は軽微

 ニュースリリース

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