売上成長の主因は、新興国での資源・インフラ開発需要の拡大と、中国市場の回復によるもの。一方で、中国における事業再編に関連する一時費用(2,130億ウォン)が発生した影響で、営業利益は前年同期比31.6%減少した。
■先進国市場も回復傾向に
先進市場でも回復の兆しがみられ、第2四半期の北米売上高は前期比23%増、欧州市場は同5%増となった。特に英国やイタリアを中心に需要が安定化しつつあり、グローバル市場全体での反転が期待されている。
■年後半に向けた戦略:「地域別カスタマイズ」で攻勢強化
同社関係者は「建設機械市場は底を打ち、今後回復に向かうと見ている」とした上で、「地域別特化型ポートフォリオを通じて販売を強化し、グローバルな生産拠点を活用して収益性の確保にも努める」とコメントした。