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加藤製作所、積載11トンクラスの全旋回式クローラキャリア「IC110R」を10月発売

・コンパクト設計と環境性能を両立

 加藤製作所は7月22日、積載荷重11トン級の全旋回式クローラキャリア「IC110R」を2025年10月に発売すると発表した。既存機「IC70R」のコンセプトを継承しつつ、安全性や輸送性に配慮したクラス最小のコンパクトボディを実現。環境性能にも注力し、欧州Stage Vおよび北米Tier 4、さらに日本の特定特殊自動車排出ガス2014年基準に適合したカミンズ製エンジンを搭載している。

 新製品のIC110Rは、過酷な作業環境においても高い積載能力と機動性を発揮しつつ、最新の排ガス規制に対応した環境配慮型機として開発された。新型ベッセルの採用により、最大積載荷重11トンを確保。全旋回機構により狭隘地での運搬作業にも柔軟に対応する。

 希望販売価格は3,480万円(税別)からで、年間50台の販売を目標としている。詳細な仕様は発売時に同社ホームページで公表される予定。

 同社は今後も「業界No.1の安全性」と「環境配慮型製品」の開発を軸に、建設機械分野での製品強化を進めていく方針。

<製品概要>
• 製品名・型式:IC110R
• 最大積載荷重:11t
• 発売日:2025年10月
• 希望販売価格:3,480万円(税別)~(装備により異なる)
• 年間販売目標:50台

 画像は、IC120-2(参考)

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