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建設機械出荷、2025年5月は2.8%減の2,591億円、3カ月連続の減少

 日本建設機械工業会が6月30日に発表した2025年5月の建設機械出荷金額によると、内需は 6.1%減少の 701 億円、外需は 1.5%減少の1,889億円となった。その結果、内需は10カ月連続の減少、外需は3カ月連続の減少となった。総合計では 2.8%減少の 2,591 億円となり、3 カ月連続の減少となった。

■内需は6.1%減少の 701 億円、10カ月連続の減少
 機種別に見ると、コンクリート機械は 55.4%増加の 29 億円、油圧ブレーカ・圧砕機は14.3%増加の2機種と補給部品は0.6%増加の120億円が増加したものの、他7機種が減少した。

■外需は1.5%減少の1,889億円 、3カ月連続の減少
 機種別に見ると、トラクタは 13.1%増加の244億円、油圧ショベルは6.1%増加の710億円、油圧ブレーカ・圧砕機は14.3%増加の7億円、基礎機械は前年実績なしの 5 億円の 4 機種と補給部品 12.2%増加の 229 億円が増加したものの、他 5 機種が減少となった。

 地域別に見ると、アジア向けが 6カ月連続で増加するなど、全9地域中3地域が増加したものの、他6地域が減少となった。

■5月の油圧ショベル国内出荷台数は8.1%減の1,171台

 5月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ473台(前年同月比30.6%減少)、油圧ショベル1,171台(同8.1%減少)、ミニショベル1,395台(同9.8%減少)、クローラクレーン21台(同12.5% 減少)、ラフテレーンクレー118台(同47.5%増加)、アスファルトフィニッシャ28台(同133.3% 増加)――となった。

 2025年5月度建設機械出荷金額統計(ニュースリリース)

 

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