この買収はFAYATにとって戦略的な事業拡大であり、北米市場におけるプレゼンスを一層高めるとともに、グローバルな道路建設機械ポートフォリオの強化を意味する。また、アスファルトプラントメーカーであるAsphalt Drum Mixers(ADM)や、高度に特殊化されたアーティキュレート式ダンプトラックを製造するMecalacの買収に続き、過去12ヶ月間でFAYATが進めてきた一連の業界再編の一環でもある。これにより、FAYATグループが所有するアスファルト舗装機械メーカーは、BOMAG、Dynapac、そしてLeeBoyの3社体制となる。
LeeBoyは米国に拠点を構え、舗装機械や小型モーターグレーダーに加え、アスファルト舗装の専門業者向けにカスタマイズされたメンテナンスツールなど、幅広い特殊機械において高い評価を受けている。今回の買収は、道路建設のライフサイクル全体にわたり、包括的かつ持続可能で革新主導型のソリューションを提供するというFAYATの長期ビジョンに沿ったものである。
■FAYATについて
170カ国に拠点を置き、23,000人を超える従業員を擁するFAYATグループは、建設市場および7つの主要セクター(公共事業、基礎工事、建築、エネルギー・サービス、金属、ボイラー製造、道路設備)において、革新的で持続可能なソリューションを提供することで、世界中の顧客をサポートしている。2024年のグループ売上高は57億ユーロ(約9,120億円、160円換算)。最近では、2025年3月、MECALAC Group(メカラックグループ)と買収契約を締結している。
Communiqué_Presse_FAYAT_Acquisition_LeeBoy_24juin2025(ニュースリリース、旧ツイッター、Xより)