今回の新機種は、従来機と同等の基本性能を維持しながら、安全PLCへの対応や安全制御I/Oの拡張、セーフティレベルの向上(ISO 13849-1 カテゴリ4/PL e)を実現。また、バッテリーレスアブソリュートエンコーダの採用により、定期的なバッテリー交換が不要となり、ダウンタイムの削減にも寄与する。
GXシリーズは、狭小スペースへの対応力と高速・高精度な動作が特長で、半導体や電子部品の組み立て工程などで多く採用されてきた。Cシリーズは中型ワークの搬送・組立工程を想定しており、可搬質量の異なる複数モデルを揃えることで、多様な製造ニーズに対応する。
エプソンは、「環境ビジョン2050」に掲げる脱炭素・資源循環社会の実現に向けて、製品の小型化や省エネルギー設計を進めるとともに、今回のような自動化支援製品の強化によって、サステナブルなモノづくりの進化を後押しする考え。
新モデルは、2025年6月より国内外で順次販売を開始する予定。