・サービス体制を強化、米南部での市場基盤拡大へ
Atlas Copco ：（アトラス・コプコ ）：2025年6月13日
スウェーデンの産業機器大手アトラス・コプコは、米国テキサス州ダラスおよびオクラホマ州オクラホマシティに拠点を持つAir Macの圧縮空気事業を買収し、同グループの一員とした。これにより、商業・産業・自治体向けにコンプレッサーやブロワーの販売・サービスを手がける同地域でのサービス体制を一層強化する。
買収対象となった事業には約40名の従業員が在籍しており、今後はアトラス・コプコの「コンプレッサーテクニーク」事業部門のサービス部門に統合される。2024年の売上高は約1,700万米ドル（約24.5億円、約1億8,400万スウェーデンクローナ）に達していた。
アトラス・コプコのコンプレッサーテクニーク事業領域プレジデントであるフィリップ・エルネンス氏は、「本買収により、地域における当社のプレゼンスをさらに高め、お客様への提供価値を強化できる」とコメントしている。
■Atlas Copco Group について
アトラス・コプコ・グループは、圧縮空気および真空ソリューション、エネルギー、排水・産業用ポンプ、産業用電動工具、組立・マシンビジョンソリューションの4事業分野を展開。2024年のグループ全体の売上高は1,770億スウェーデンクローナ（約2兆6.550億円、15円換算）で、従業員数は年末時点で約5万5,000人にのぼる。