Komatsu Europe International N.V.(コマツヨーロッパ:欧州コマツ):2025年6月10日
ミュンヘン、2025年5月 — 地球機械産業の中心地として名高いミュンヘンで開催されたBauma (バウマ)2025は、200カ国以上から60万人もの来場者を集め、その活況ぶりを改めて示した。コマツは、この世界的な舞台で最新の進歩と顧客志向のアプローチを強調した。
■Bauma(バウマ)が示すコマツの重要性
■革新的な新製品群とiMC 3.0の登場
コマツヨーロッパの製品マーケティング担当ゼネラルマネージャーであるJames Venerus(ジェームズ・ベネラス)氏は、「次世代の油圧ショベルとホイールローダーを開発する上で、当社の『共に価値を創造する』という哲学が深く根付いている」と述べた。そして、「お客様の現場に直接出向き、ニーズに耳を傾け、それらの要求を工場で具体的なイノベーションへと転換した。Bauma 2025で来場者から圧倒的な熱意を目の当たりにしたことは、この顧客中心のアプローチの重要性を裏付けるものである。これらの製品を市場に投入し、卓越した顧客価値を提供できることを大変嬉しく思う」と続け、顧客との協業が新製品開発の原動力であることを強調した。
■ダイナミックなデモンストレーションとデジタル化への注力
個々の機械の展示に加え、コマツのBaumaでの存在は、ダイナミックなデモショーによって際立っていた。
・特に注目を集めたのは、バックホー構成の電動油圧式マイニングショベルPC7000-11Eをフィーチャーした屋外デモショーであった。コマツヨーロッパのマーケティング&コミュニケーションスーパーバイザーであるRonja Berg(ロンヤ・バーグ)氏は、「当社のPC7000-11Eは、間違いなく展示会で最も視覚的に印象的な機器であった! 来場者も同様に感じているはずである。絶えずその周りに集まる群衆がその証拠である」と述べた。
・コマツはまた、完全電動ラインアップと充電ソリューションをフィーチャーしたユニークな屋内デモショーを開催することで差別化を図った。この形式は、持続可能性に対する戦略的ビジョンを伝える上で非常に効果的であることが証明され、観客からの極めて肯定的な反応は、業界における環境に配慮したソリューションの重要性の高まりを浮き彫りにした。
デジタル化もまた、Baumaにおけるコマツの重要な焦点であり、専用のデジタル化ブースは大きな注目を集めた。コマツヨーロッパのシニアコマーシャルマネージャーであるBart Vingerhoets(バート・フィンガーホーツ)氏は、「お客様は単に機械だけでなく、効率を向上させる方法を積極的に求めている」と説明した。「コマツは、機械の性能と現場のプロセスを最適化するための、拡張性と適応性のあるデジタルソリューションとサービスを提供することにコミットしている。我々は、あらゆる規模の企業がデータ駆動型の洞察を通じてパフォーマンスを最適化できるよう支援したいと考えている」と述べ、デジタル化が顧客のビジネス最適化に貢献することを示した。
■共に価値を創造するBauma 2025
コマツにとって、Bauma 2025は「共に価値を創造する」という哲学を体現する素晴らしい例となった。Naser(ナセル)氏は、「Baumaは、目に見える形でも舞台裏でも、関係者全員の協力的な努力によってコマツブランドを生き生きとさせる。準備はほぼ1年前から始まり、数ヶ月前から、最新の機械と技術のリリースについて販売代理店チームをトレーニングするために懸命に働いてきた。顧客が地域の販売代理店とつながり、コマツの専門家と直接交流し、当社のブランドを完全に体験できる、このようなユニークなプラットフォームを創造できたのは、チーム全体の献身のおかげである」と締めくくり、Baumaの成功がチーム全体の協力の賜物であることを強調した。
■コマツについて
コマツは、建設、フォークリフト、鉱業、産業、林業市場向けの機械、技術、サービスにおける業界をリードする製造・供給企業である。一世紀以上にわたり、コマツの機器とサービスは、現代のインフラ開発、基礎的な鉱物の採掘、森林の維持、技術および消費者製品の製造のために世界中の企業によって使用されてきた。同社のグローバルなサービスおよび販売代理店ネットワークは、データと技術の力を活用して安全性と生産性を向上させながら性能を最適化することで、顧客の事業をサポートしている。