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鍛圧機械、25年5月の受注は5.6%減の257.5億円

 日本鍛圧機械工業会は 6月9日、2025年5月度の鍛圧機械受注実績を発表した。受注総合計は257.5億円で、前年同月比で5.6%の減となった。当月もプレス系とサービス系が前年比でマイナスとなる一方、板金系が大幅に前年比プラスであった。板金系は3ヵ月連続のプラスとなっており、回復基調がうかがえるが、プレス系は自動車関係が関税問題による今後の成行きの不透明感が影響しているものと思われる。

 機種別によると、プレス系機械は82.8億円で32.8%の減となった。小型プレスのみ41.2%増、中型・大型・超大型プレス、油圧プレス、フォーミング、自動化装置と軒並みマイナスであった。板金系機械は94.1億円で39.2%の増であった。パンチング91.0%増、ブレーキ・シャ63.4%増、レーザ・プラズマ0.6%の微増であった。サービス系は80.6億円で2.0%の微減であった。


 内外別によると、国内は77.9億円で7.7%の減となった。鉄鋼3.2倍、電気22.7%増となったが、金属21.1%減、一般2.3%減、輸送57.4%の減であった。輸出は99.0億円で6.9%の減であった。中国向け12.0%増、韓国向け4.7%増、東南アジア向け26.9%増、インド向け2.3倍、欧州向け23.0%増で、北米向け、中南米向け、がマイナスであった。

 ニュースリリース

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