AIRMAN(旧・北越工業)が5月9日に発表した2025年3月期連結業績によると、売上高は54,827百万円(前期比5.6%増)を記録した。営業利益は6,918百万円(11.8%増)と過去最高を更新したものの、経常利益は6,888百万円(5.9%減)、純利益は4,812百万円(5.6%減)と、それぞれ円安効果の縮小が影響した。
■建設機械事業、国内外で堅調な成長
■産業機械事業、国内市場縮小も利益率向上
産業機械事業では、国内の設備投資の慎重化により市場が縮小するなか、モータコンプレッサの販売が安定。非常用発電機や高所作業台の直販も好調だったことで、売上高は10,225百万円(前期比2.9%増)、セグメント利益は1,816百万円(10.9%増)を達成した。価格戦略の見直しや高利益率製品の販売増により、利益率向上を実現した。
■2026年3月期の見通し、海外市場での成長に注力
企業価値向上を図りつつ、適正な価格設定を継続することで、持続的な成長を目指す構えだ。