kikai-news.net

平田機工、北米向けエンジン組立設備を100億円で受注——内燃機関・EV双方の需要に対応

 平田機工は5月20日、北米の顧客から内燃系自動車のエンジン組立設備を総額約100億円で受注したと発表した。同社の高度な組立技術とコスト削減提案力が評価され、過去の受注に続く2ライン目の設備導入となる。

 平田機工は、自動車、半導体、家電産業向けに生産設備を製造・販売しており、内燃機関用設備に加え、2017年から電気自動車(EV)関連の設備にも参入。EV普及が鈍化傾向にある北米市場においても、内燃機関とEVの双方に対応可能な生産体制を確立し、幅広い顧客ニーズに応えている。

 今回受注した設備は、熊本東工場(熊本市)と七城工場(菊池市)を中心に生産され、工事の進捗に応じて順次売上計上を進める。同社は今期および来期以降の業績向上に寄与するとしている。

 ニュースリリース

モバイルバージョンを終了