・知多工場での水産用配合飼料の製造を移管
フィード・ワン(横浜市西区)は5月19日、愛知県豊川市に新工場「豊川工場(仮称)」を建設すると発表した。
フィード・ワンは、『中期経営計画2026~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~』(2025年3月期~2027年3月期)において、Purpose「飼料で食の未来を創り、命を支え、笑顔を届ける」を実現するべく、10年後を見据えた土台づくりを行うことを基本方針としている。また、中期経営計画開始からの10年間で約800億円の大規模投資を計画している。
我が国における水産養殖をとりまく環境は、海水温の上昇や天然資源の枯渇等の急激な変化により配合飼料に対するニーズも多様化することが見込まれる。この様な状況の中、同社は水産養殖の持続的な発展に向け、供給責任及び付加価値創造を果たすべく、水産飼料新工場を建設し、知多工場での水産用配合飼料の製造を移管することにした。新工場建設により競争力の強化を図ると共に、先進的技術の研究開発を進め、持続可能な養殖業の発展に貢献していく。
なお、新工場竣工後、水産用配合飼料の製造を知多工場より順次移管する。なお、知多工場における畜産用配合飼料の製造は継続する。
<新工場の概要>
名称:豊川工場(仮称)
所在地:愛知県豊川市御津町御幸浜一号地2番10号
敷地面積 :27,195.65 ㎡
投資総額:約130億円(土地、建物・設備等)
資金計画:自己資金及び借入金
生産品目:水産用配合飼料
着工:2025年度下期中(予定)
竣工:2028年4月(予定)
土地の取得先:愛知県
建物・設備等の発注先:OMC(名古屋市中区)