FUJI2024年度データ
主力のロボットソリューション事業は、売上高1,141億5,700万円(0.4%減)、営業利益163億4,900万円(10.8%減)と減収減益。中国でスマートフォン、PC、自動車関連を中心に一定程度の需要が見られたことに加え、ベトナムではスマートフォンをはじめとする通信関連やPC向けで設備投資が伸長した一方、経済の先行き不透明感から欧米地域における設備投資需要が伸び悩んだ。
受注高は1,238億8,800万円(6.6%増)と堅調に推移したものの、エレクトロニクス市場の本格回復には至らず、マウンター(電子部品実装ロボット)の市場も弱含みだった。
■今後の見通し
一方、マシンツール事業は、強みであるターンキーソリューションビジネスを全面的に推進、収益安定化に向けた取り組みをさらに加速させていく。
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1,470億円(前期比15.4%増)、営業利益は180円(30.6%増)、経常利益は185億円(20.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は140億円(28.4%増)。
FUJIの2025年3月期決算短信
決算説明資料