売上高のうち、国内は26,457百万円(8.5%増)となった。農機製品は米価上昇により販売は回復基調、また収支構造改革の柱である作業機及び補修用部品・修理整備等のメンテナンス収入が伸長、施設の大型物件の完工もあり、国内合計では増収となった。海外は19,720百万円(0.7%増)となった。北米はコンパクトトラクタ市場が弱含みに推移したものの、欧州は子会社が引き続き堅調に推移して増加、アジアは韓国への出荷が進み増加、海外合計では増収となった。
井関農機2025年第1四半期データ
■商品別の売上状況
〔国内〕
整地用機械(トラクタ、耕うん機など)は6,011百万円(3.4%増)、栽培用機械(田植機、野菜移植機)は1,582百万円(6.8%減)、収穫調製用機械(コンバインなど)は2,573百万円(2.2%減)、作業機・補修用部品・修理収入は10,330百万円(16.3%増)、その他農業関連(施設工事など)は5,958百万円(11.3%増)となった。
〔海外〕
整地用機械(トラクタ、芝刈機など)は14,321百万円(8.8%増)、栽培用機械(田植機など)は886百万円(10.6%増)、収穫調製用機械(コンバインなど)は159百万円、作業機・補修用部品・修理収入は1,968百万円(0.8%増)、その他農業関連は2,385百万円(34.9%減)となった。
■連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2025年12月期の業績予想は米国関税政策の影響は軽微、国内上半期は強含みが継続すると想定しているが、現時点では下記の前回発表時(2025年2月14日)から修正していない。
2025年12月期売上高170,500百万円(1.2%増)、営業利益2,600百万円(35.4%増)、経常利益1,800百万円(14.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,300百万円(前期は△3,022百万円)。
業績見通しにおける想定為替レートは、1米ドル=143円(150円から変更)円、1ユーロ=157円としている。
井関農機の2025年12月期第1四半期決算短信
決算補足説明資料