Manitou Group (マニトウ グループ):2025年5月14日
2025年5月12日、アンセニス発 —-マニトウグループは、シティア社のロボティクス部門の買収をここに発表します。この取引は、グループの戦略ロードマップに完全に沿ったものであり、ロボティクスをイノベーションの重要な柱として確立するというコミットメントを強調するものです。4月下旬に発表されたLIFT戦略ロードマップに基づき、マニトウグループは、この分野で認められた専門性を確保することで、ロボティクスをイノベーション戦略の基盤要素と位置付けています。博士課程の学生やエンジニアを含む7名からなるチームは、それぞれがロボティクス開発において高い専門知識を有し、特に自律型農業用トラクターロボットTREKTORの開発経験を有しています。この買収には、Sitiaのロボティクス部門の知的財産も含まれます。 Sitiaのロボットに関する優れた知見により、当グループは付加価値の高い製品とサービスの開発を加速し、農業および準工業セクターの顧客の変化するニーズに対応することができます。
今回の買収により、当グループはロボティクスを今後の開発の中核に据え、今年度から新たに「マニトウ・グループ・ロボティクス」部門を設立します。
マニトウグループの研究開発担当副社長であるJulien Waechter (ジュリアン・ウェヒター)氏は次のように述べています。
「Sitiaは10年近くにわたり協業してきたパートナーであり、最先端のロボット事業への変革に着手しました。今回の買収により、私たちは実績のある専門家チームを獲得し、実績のある技術基盤とマニトウ・グループの確立されたノウハウを融合させ、能力をさらに強化することができます。これにより、イノベーションを継続し、ソリューション開発をさらに推進し、お客様の進化する期待に応えるためのリーダーシップの地位を強化したいと考えています。」
ロボティクス部門ディレクターのClément Aubry Tardif (クレマン・オーブリー・タルディフ)氏は次のように述べています。
「マテリアルハンドリングのリーダー企業に当社の専門知識を提供できることを大変嬉しく思います。チームは、マニトウ・グループの新たな戦略ロードマップへの貢献に特に意欲的です。」
■ Sitia(シティア社)について
SITIAは、産業研究所や技術センター向けのテストベンチで高い評価を得ている、卓越したエンジニアリング専門企業です。設計と施工における包括的な専門知識を有するSITIAは、複雑かつ信頼性の高いテストベンチを設計・製造しています。
過去数年間にわたり、SITIAは具体的なイノベーションに重点を置いた専用のロボットイノベーション部門を設立しました。ファクトリー部門とオフロード部門を通じて、SITIAはインダストリー4.0に向けた特殊機械と最先端ロボットの総合的なインテグレーターとなるという目標を掲げています。
■ Manitou Group (マニトウ グループ)について
ハンドリング、高所作業車、土木分野における世界的リーダーであるマニトウグループの使命は、世界中の労働条件、安全性、そしてパフォーマンスの向上を図り、人々とその環境を守ることです。主力ブランドであるマニトウとゲールを通して、グループは建設、農業、そして産業向けの機械の設計、製造、販売、そしてサービスを行っています。イノベーションを開発の中心に据えることで、マニトウグループはすべてのステークホルダーに価値を提供することに常に努めています。800社のディーラーネットワークの専門知識を通じて、グループは日々お客様とより緊密に連携しています。創業のルーツを忠実に守り、フランスに本社を置くマニトウグループは、2024年に27億ユーロの売上高を達成しました。情熱を共通の原動力として、世界中で6,000人の才能ある従業員を結集しています。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。