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HD現代建機、25年1〜3月売上は7.4%減の9,068百万ウォン

 HD Hyundai Construction Equipment(HD現代建機):2025年4月28日

 (1 ウォンは約0.11円)

・売上高は9,068 百万ウォン、営業利益は同22.2%減の417 百万ウォンとなりました。
・各地域に合わせた戦略を策定…インドとブラジルでは継続的な成長が見られ、中国では需要回復の兆しが見られます。
・「予測不可能な市場環境を乗り切るため、ポートフォリオの見直しとコスト削減を実施します。」

 HD現代建機2025年第1四半期データ

 4月28日月曜日、HD現代建機は2025年第1四半期の業績を発表し、売上高は前年同期比7.4%減の9,068 百万ウォン(前年同期9,791)、営業利益は同22.3%減の417 百万ウォン(536)となったと発表しました。

 インドやブラジルなどの主要な新興市場では堅調な売上が見られた一方、先進市場での需要回復が予想よりも遅れました。

 地域別では、インド、ブラジル、中国で大幅な業績改善が見られました。インドとブラジルでは、政府主導の公共インフラ投資の影響を受け、売上高はそれぞれ11%と8%増加しました。中国では、景気刺激策と設備更新サイクルの好調が重なり、売上高は33%増と目覚ましい伸びを示しました。

 新興市場では鉱物資源価格の変動により製品需要が変動するため、HD現代建機は各国のニーズに合わせたカスタマイズ販売戦略で市場シェアを拡大​​していく考えです。

 一方、先進国市場では、米国の関税や金利変動に伴う不確実性が続いているため、新製品の売上は減少しています。しかし、アフターマーケット(AM)事業は、旧型機器の交換部品需要に支えられ、安定した成長を遂げています。

 HD現代建機の担当者は次のように述べています。
 「不透明な市場環境を乗り切るため、先進市場における製品ポートフォリオを再構築し、利益率の高い機械に重点を置きつつ、収益性の維持とコストの最小化に注力していく計画です。インドやブラジルといった主要新興市場におけるプレゼンス強化に注力するとともに、次世代モデルの開発を通じてグローバル競争力の強化を目指します。」

 ニュースリリース

 第1四半期レポート
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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