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コマツ、米国の追加関税の影響は25年度で785億円、年間ベースでは1,400億円と試算

 コマツは4月28日の決算会見において、米国の追加関税の影響について、2025年度は785億円、年間ベースでは1,400億円であると試算したことを明らかにした。菱沼聖史経営管理部長は、概ね次のように説明した。
 「米国においては、米国からの製品、部品の輸出額が海外からの製品、部品の輸入額を上回る、いわゆる輸出国となっている。米国販売のうち約50%が米国外で生産されて輸入されている。主に一般建機の完成品と部品、残りの50%が現地生産で、一般建機は米国内で、それからカナダに供給、鉱山機械については全世界に供給している。
 現地生産のうち、一般建機は輸入部品の割合が高く、鉱山機械は米国製の部品の割合が高いという調達構造となっている。
 添付資料(下記)には、2025年度の業績見通しに織り込んだ、米国の追加関税のセグメント別の影響額のまとめた。需要減少による影響と関税コストの増加を見込み、それらを見通しに盛り込んでいる。これは、4月24日(日本時間)で分かり得る限りの影響を織り込んだものだが、状況に変化があれば都度見直しをしていく。」

 

 詳細は、決算説明資料

 


 

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