・2026年後半から次世代ハイブリッドトランスアクスルの生産を開始
トヨタ自動車は4月23日、北米統括会社であるToyota Motor North America, Inc.が、米国ウェストバージニア工場に8,800万ドル(約126億円、143円換算)を追加投資し、次世代ハイブリッドトランスアクスルの組み立てを行う新ラインを導入すると発表した。今回の追加投資により、同工場への総投資額は28億ドルを超える予定。
ハイブリッドトランスアクスルは、電動車においてエンジン、電動モーター、車輪の間でパワーをシームレスに伝達する重要なハイブリッドシステムの構成部品。2026年後半から生産を開始し、将来のトヨタ車及びレクサス車への搭載を予定している。
トヨタは、事業を行う全ての国・地域において、愛され、頼りにされる「町いちばんの企業」を目指している。米国においては、11の製造拠点を持ち、約5万人の従業員を雇用している。引き続きマルチパスウェイ戦略で多様な選択肢を提供し、顧客のニーズに応るとともに、米国企業の一員として、雇用と継続的な投資を通じ、地域に貢献していく。
<ウェストバージニア工場の概要>
名称:Toyota Motor Manufacturing West Virginia
(トヨタ モーター マニュファクチャリング ウェストバージニア)
設立:1996年
代表者:David Rosier
従業員数:約2,000人
事業概要:エンジン、トランスミッション、ハイブリッドトランスアクスルなどの生産