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ノボノルディスクファーマ、福島県の郡山工場に40億円を追加投資

・過去数年間で総投資金額60億円
・日本市場で高まる需要への対応能力を強化

 ノボ ノルディスク ファーマ(東京都千代田区)は4月23日、日本の生産拠点の郡山工場(福島県)に40億円(1億9,000万DKK(*1))の投資を行うことを決定したと発表した。ノボ ノルディスクは過去数年間にわたり、経口GLP-1受容体作動薬の生産能力拡大に20億円(9,500万DKK)を投資しており、今回の新たな投資金額と合わせると総投資金額は60億円(2億8,500万DKK)にのぼる。

 今回の新たな投資は、日本において増え続ける慢性疾患とともに生きる人々に対応し、現在および将来の革新的な治療法への需要を満たすため、高品質な製品を安定供給する体制を強化することを目的としている。日本国内での需要が高まるなか、ノボ ノルディスク ファーマは、患者への医薬品供給体制をさらに改善し、高品質な製品をタイムリーに市場に届けるという使命を果たすべく、引き続き尽力していかとしている。

 この新たな投資により、同社は郡山工場における製造基盤をさらに強化する。また、太陽光発電設備導入と、天然ガス利用をゼロにするための自然冷媒を使用したチラーユニット(*2)を含む新たなエネルギーインフラが整備され、既に100%再生可能エネルギー化を実現している郡山工場のサステナビリティへの取り組みも強化される。

■ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 代表取締役社長 キャスパー ブッカ マイルヴァン氏は次のように述べています。
 「日本はノボ ノルディスクにとって非常に重要な市場です。超高齢化社会、および現代の生活様式や肥満症の増加により、慢性疾患の有病率が上昇するなか、当社の革新的な医薬品が日本の皆様の健康寿命の延伸、生活の質の向上、および医療システムにおける慢性疾患の負担軽減に貢献できると信じています。ノボ ノルディスク ファーマは、地域社会における慢性疾患の予防と対策をより効果的に推進するため、地方自治体との提携も進めており、今後も長期にわたり、社会が直面する最も重要な健康課題の解決を支援してまいります。日本社会において増え続けるニーズに対応する十分な能力を確保するための継続的な投資戦略の一環として、郡山工場への追加投資をお知らせできることを大変嬉しく思います。」

 詳細は、ニュースリリース

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