Konecranes（コネクレーンズ）：2025年4月22日
長年の顧客であるGCTグローバル・コンテナ・ターミナルズは、GCTデルタポート・ターミナル向けにコネクレーンズ製のハイブリッド式ゴムタイヤ式ガントリークレーン（RTG）10台、GCTヴァンターム・ターミナル向けにバッテリー駆動式RTG1台を発注しました。契約は2025年第1四半期に締結され、11台のクレーンが2026年第3四半期までに納入される予定です。
GCTデルタポートに納入されるコネクレーンズ製のハイブリッドRTG10台は、カナダで最も稼働率が高く、最大のコンテナターミナルの一つであるデルタポートの燃料効率をさらに向上させるでしょう。 GCT Vanterm向けのバッテリー駆動式RTGには、専用の充電コンテナと自動充電インターフェースが付属し、現場の電力インフラとスムーズに連携します。GCT Vantermの受注は、GCTによるゼロエミッションRTG運用のパイロットプロジェクトであり、GCTがネットゼロへの道筋について情報に基づいた意思決定を行う上で重要な知見を提供します。
GCTはコネクレーンズのお客様であることを誇りに思っており、同社のRTG製品の品質とスタッフによるサポートは他に類を見ないものです。当社のグローバルコミットメントには、パリ協定の削減目標達成のため、2030年までに絶対排出量を45%削減し、2050年までにネットゼロ排出量を達成することが含まれています。ブリティッシュコロンビア州にある2つのコンテナターミナル向けの今回の受注は、これらの目標達成に向けて大きな一歩を踏み出したことになります」と、GCTグローバルコンテナターミナルの最高執行責任者であるダニエル・ハウエル氏は述べています。
「コネクレーンズは10年以上にわたりGCTにサービスを提供してきました。この間、お客様がヤードの荷役能力を向上させながら、排出量削減に向けて着実に前進していく様子を目の当たりにしてきました。当社初の完全バッテリー駆動型RTGの納入は、GCTとコネクレーンズの双方にとって重要な節目です」と、コネクレーンズのポートソリューション、アメリカ地域販売担当副社長であるJeff Podgorsk（ジェフ・ポドゴルスキー）氏は述べています。
この契約は、コネクレーンズのビジョンである「エコリフティング」の一環であり、お客様の二酸化炭素排出量を削減しながら、当社の製品とサービスポートフォリオを通じて環境への有益な影響（ハンドプリント）を拡大していくことを目指しています。ディーゼル駆動システムの環境最適化からハイブリッド化、完全電動化まで、私たちはより少ない資源でより多くの成果を上げ続けます。
お客様第一主義と事業成長へのコミットメント、そして継続的な改善こそが、コネクレーンズをマテリアルハンドリング業界のリーダーたらしめています。これは、デジタル化とテクノロジーへの投資、そして経済の脱炭素化、循環型社会の実現、そして安全性の向上につながるソリューションを通じて、マテリアルフローの効率化を目指す取り組みによって支えられています。
コネクレーンズの事業概要については、こちらをクリックしてください。コネクレーンズRTGの詳細については、こちらをクリックしてください。
■Konecranes（コネクレーンズ）について
コネクレーンズは、マテリアルハンドリングソリューションのグローバルリーダーとして、多様な業界の幅広いお客様にサービスを提供しています。私たちは、日々の改善から、最も重要な瞬間における画期的な進歩に至るまで、常に業界のベンチマークを設定しています。なぜなら、より安全で、より生産的で、持続可能な方法を常に見つけることができると確信しているからです。だからこそ、50カ国以上に約16,800人の専門スタッフを擁するコネクレーンズは、世界が求めるものを持ち上げ、扱い、移動させるという使命を日々担っています。2024年のグループ売上高は42億ユーロでした。コネクレーンズの株式は、ナスダック・ヘルシンキ（シンボル：KCR）に上場されています。
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。
