・ 「eCanter」三転ダンプ架装車を「bauma 2025」で展示
・小型トラック「キャンター」の平ボディ、クレーン、ダンプも展示
三菱ふそうトラック・バス(神奈川県川崎市、以下 MFTBC)は4月8日、電気小型トラック「eCanter」の欧州市場向けモデルでクレーンおよび高所作業車を2025年内に新たな架装ラインアップとして追加することを、ドイツのミュンヘンで開幕中の国際建設鉱業機械・建設資材製造機械・建設車輛・関連専門見本市「bauma 2025」で発表した。
2025年4月13日まで開催される「bauma 2025」では、小型トラック「キャンター」のダンプ車1台と、クレーン架装車1台の計2台を FUSO ブースで展示する。2025年内には「eCanter」欧州モデルの一部車種で、高所作業車及びクレーン架装車が新たな架装ラインアップとして加わる予定。
「bauma 2025」で展示した GVW6.0トンの「キャンター」の平ボディおよびクレーン架装車は、建設業界における小型トラックの主要な用途。標準キャブで小回りが利き、操作しやすい同車両は、狭い道路での重量物の輸送など、厳しい条件下での輸送作業に適している。「bauma 2025」の屋外会場では、GVW(車両総重量)8.55トンの「キャンター」のダンプ車を展示する。
今年で34回目となる同展示会では、57カ国から3,500を超える出展者が機械や技術を展示する。2022年の同展示会では、「eCanter」のダンプ車を初展示した。MFTBC は、過去にも「bauma China」で産業用エンジンを展示している。
■三菱ふそうトラック・バス株式会社について
三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有しています。90年以上の歴史を持つFUSO ブランドのトラックやバス、産業用エンジンを世界約170の市場向けに開発・製造・販売しています。日本初の量産型電気小型トラック「eCanter」による電動化や、運転自動化では大型トラック「スー
パーグレート」に国内商用車初の SAE レベル2相当の高度運転支援技術を実装するなど、先進技術の
開発に積極的に取り組んでいます。
■FUSO ブランドについて
「FUSO」はダイムラートラックのブランドの一つです。世界約170の市場において、トラックやバスといった商用車や産業用エンジンを展開しています。90年以上の歴史と日本ならではの品質や熟練技術による効率性や安全性、快適性が特徴です。小型トラック「キャンター」は世界中の様々な市場でトップシェアを獲得しており、日本初の量産型電気小型トラック「eCanter」をグローバルに展開し、商用車の電動化をリードしています。ブランドスローガン「Future Together」の下、FUSO はお客様とともに安全かつ
サステナブルな輸送ビジネスを未来へ繋いでいくことを約束します。
■電気小型トラック「eCanter」について
「eCanter」は、MFTBC が2017年に発売した日本初の量産型電気小型トラック(バッテリーEV トラック)です。温室効果ガスを排出せず、CO2削減という社会課題の解決に貢献しつつ、静穏かつ低振動というEV トラックの特性により、都市内輸送・深夜早朝の輸送をより快適・低負荷で行えます。2023年3月にフルモデルチェンジして発売した新型モデルは、シャシラインアップや架装バリエーションの拡大、ニーズに合わせた航続距離の展開によって、さらに多様なニーズへの対応が可能です。日本のほか欧州31市場やオセアニア地域に加え、インドネシアや台湾といったアジア地域および中東・南米など、海外
市場への新たな展開も進めています。
ニュースリリース
*リリース内容から一部「ですます調」で表記しています。