Kalmar （カルマー）：2025年4月2日
・Kalmar のリーチスタッカーとメンテナンスの専門知識が、スウェーデンのOxelösund （オクセレースンド）における SSAB のグリーンスチール生産をサポート
この重要な注文には、5 台すべての機械に対するKalmar コンプリートケア サービス契約も含まれており、Kalmar の 2025 年第 1 四半期の受注に計上されています。機械は 2026 年第 2 四半期に納品される予定です。
SSAB は、50 か国以上に従業員を擁する世界有数の鉄鋼会社です。スウェーデン、フィンランド、米国の生産工場の年間生産能力は約 880 万トンです。同社は独自の脱炭素鋼 2 種類を導入し、操業による二酸化炭素排出量を大幅に削減することを目指しています。
オクセレースンド工場は、SSAB の北欧生産システム全体のグリーントランジションにとって重要な拠点であり、高炉を電気アーク炉に置き換えるなど、さまざまな取り組みが行われています。Kalmar はすでにこの拠点で強力な現地拠点を築いており、専門のサービス技術者チームが予防保守や是正保守などの専門的なサポートを提供しています。
SSAB に供給されるリーチスタッカーは、化石由来の炭素排出のないリサイクル鋼である SSAB Zeroを使用して部分的に製造されます。リーチスタッカーは、スクラップ鋼を工場の電気アーク炉に供給するためにスクラップ鋼を輸送するのに使用され、特殊な回転装置を使用して、スクラップ鋼で満たされたコンテナを 5300 mm の荷重中心で回転させることができます。最大限の運用効率を確保するため、リーチスタッカーは Kalmar の現場ワークショップによってサポートされ、専門家によるサポート、予防保守、あらゆるサービス ニーズへの迅速な対応が提供されます。これにより、中断のない運用が保証され、機器の寿命が延び、SSAB の持続可能な鉄鋼生産がサポートされます。
SSAB オクセレースンドの現場および生産マネージャー、Karin Palmqvist （カリン・パルムクヴィスト）氏は次のように述べています。
「Kalmar とのパートナーシップを継続できることを嬉しく思っており、鉄鋼バリュー チェーン全体で炭素排出量を削減するための共同の取り組みをさらに進めていくことを楽しみにしています。ゼロ排出鉄鋼の需要は増加し続けており、現場保守に支えられたこれらの新しい機械は、オクセレースンドでの生産拡大に重要な役割を果たすでしょう。」
Kalmar スウェーデン、のキーアカウントマネージャー、Erik Silfverberg （エリック・シルフェルベルグ）氏は、次のように述べています。
「当社は、オクセレースンド工場で SSAB との強力なパートナーシップを継続できることを誇りに思います。ゼロエミッションの循環型ソリューションである SSAB Zero は、化石燃料を使わない鉄鋼への道のりで重要な一歩を踏み出します。当社は、業界をリードするリーチスタッカー技術で、鉄鋼製造における炭素排出量削減に向けた SSAB の継続的な取り組みをサポートできることを嬉しく思います。さらに、SSAB とのサービスパートナーシップにより、安心が保証されます。当社は、現場での専門知識とデジタルツールを活用して、稼働時間を最大化し、持続可能な鉄鋼物流を推進するプロアクティブなメンテナンスを実現します。」
■Kalmar （カルマー）について
Kalmar （Nasdaq Helsinki: KALMAR）は、持続可能な資材搬送機器およびサービスの先駆者となることをビジョンに掲げ、世界中の重要なサプライチェーンで商品を輸送しています。同社は、港湾やターミナル、配送センター、製造、重量物流向けに、業界を形作る幅広い重量資材搬送機器およびサービスを提供しています。フィンランドのヘルシンキに本社を置くKalmar は、世界120か国以上で事業を展開し、約5,200人の従業員を擁しています。2024年の同社の売上高は約17億ユーロです。www.kalmarglobal.com
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。