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日立建機、初めてニューコンセプトLANDCROSを冠した新たなソリューションをbauma 2025に出展

 日立建機は4月7日、欧州地域統括会社である日立建機(ヨーロッパ)N. V.(本社:オランダ王国アムステルダム)は、4月7日から13日までドイツのミュンヘンで開催される国際建設機械見本市「bauma 2025」において、初めてニューコンセプトLANDCROSを冠した新たなソリューションを出展すると発表した。

 ニューコンセプトLANDCROSは、日立建機が昨年7月、あらゆるステークホルダーに「革新的なソリューションを提供したい想い」の証として制定したもの。bauma 2025では、メーカーの枠を超えて施工現場の稼働機械を一元管理する「LANDCROS Connectフリートマネジメントシステム」を初出展するほか、スタートアップ企業とオープンに事業開発を行う協創活動「LANDCROS Innovation Studios」の取り組みを紹介し、顧客に信頼されるオープンなソリューションを提案する。これらは初めてLANDCROSを冠した製品・サービス。今後とも革新的なソリューションとなる製品・サービスについては、順次、LANDCROSを冠し、グローバルに展開し、日立建機の想いを業界に浸透させていく考え。

 4,000㎡に及ぶ日立建機グループの出展ブース(ブースNo. FN.716)では「Challenges accepted」をテーマに、建設・鉱山現場の課題に使命感を持って応える最新の製品・ソリューションを紹介する。1tから120tまで30台以上の建設機械を実機で展示する。その中には、持分法適用会社KTEG GmbHと協力して、初出展となる30tの水素エンジン駆動油圧ショベルを含め1.7tから30tまで過去最多の9台のゼロ・エミッションショベルを展示する。また、KTEG社の14tバッテリー駆動式ショベルZE135による自律運転デモンストレーションを実施予定。さらに、サービスソリューション ConSite(コンサイト)やファイナンス・レンタルなど、さまざまなデジタルソリューションやサービスを紹介する。部品や再生部品、バケットなどアタッチメントも重点的にアピールする。

■主な出展内容
【ゼロ・エミッション実現に向けたソリューション】
 1.7tから30tまで9台のゼロ・エミッションショベルと建設現場の事情に即したインフラ充電を提案 

【デジタルソリューション】
・メーカーの枠を超えて稼働機械を一元管理するLANDCROS Connectフリートマネジメントシステム
・スタートアップ企業とオープンに事業開発を行う協創活動
・LANDCROS Innovation Studios
・サービスソリューション ConSite
・建設・鉱山現場用に耐久性を高めたXR*対応のスマートグラス

*現実空間と仮想空間の組み合わせにより新たな体験を生み出す技術

 ニュースリリース

 

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